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help リーダーに追加 RSS 高校生の頃に読んだ本の文章があった:サイクロセリンと酵素の話

<<   作成日時 : 2007/05/02 01:24   >>

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昔読んだ話に、こういうのがありました。
 おお、これは、私が高校の頃に読んだ本の一部ですわ。
 ということで、無許可で載せておきます。
 もし、問題があるならば、コメントをください。
 ちなみにサイクロセリンとは、難治性結核の最後の砦の薬でもあります。
(以下引用)
 今は無きURL:http://web.thn.jp/behealth/section1.html

告発! 恐るべき薬隠蔽

【事件の顛末】

 奇跡との遭遇: 昭和47年

 私は永年外航船の衛生管理者として従事してきた者です。船の衛生管理者は投薬や外科的応急処置等も緊急避難行為として仕事の範疇である。その中で大きな疑問を感じたのが尿路感染症であった。乗組員は若者も多く、遊んでは貰って来るのがこの種の病気だ。その症状は分泌物の状態や排尿時の尿道痛も淋病等とは明らかに違っていて適当な抗生剤を投与すると二,三日で初期症状の分泌物は止まり、放って置いても一週間から十日程で分泌は止まる。然し、分泌が止まったからと言って決して治った訳ではなく、これからが未知の慢性化の始まりなのだ。

 以後、患者は尿道の違和感や時折感じる疼痛や排尿時に尿道を押さえて尿圧を掛けると生じる痛みを生涯持つことになり、やがて前立腺肥大を発症する。当然の事として肥大症に対しては治療が開始される。私は、ここに至る迄に患者を何度となく専門医に通わせ、果ては大学病院にも行かせたが、診察結果は雑菌性尿道炎とか非淋菌性尿道炎と言った訳の解らない不可思議な診断を下され、更には神経性とか最悪は病気ではないと言われる次第だ。現在に至ってもこの病気に対する専門医の見解には変わりはないのである。
これは医師がその時点でしか患者を診ていないから止むを得ない事かもしれない。然し、患者は自己の経緯を知り、且つ異常があるから、そこへ行くのだ。私は最初からの状態を見ていて、これは専門家も知らない何等かの感染症であると確信して専門書に基づいて系統別に様々な抗生物質を取り寄せて試みたが、強い抗菌力を持つ薬でも単独投与では絶対に解決を見るには至らなかった。 この前立腺肥大症も単なる老人性疾患と見なされているのが現状です。

 そんな時、偶然に入手した単味の腸溶酵素剤(耐酸性プロテアーゼ)とサイクロセリンを併用して一週間でこの難病を快癒させた。しかも驚いた事に投与した患者は尿道炎と前立腺肥大症は勿論の事、肩凝り、腰痛を始め諸々の異常や病気、そして多くの自律神経失調症状が完全に消えたのだ。また治癒に至る段階にも身体上に劇的な変化が見られた。それは治療を開始して三日目から丸二昼夜心地よい眠りに陥る。この状態を確認した時、どうして体内でこんな事が起きたのか全く見当が付かなかったが、使った薬から判断しても何等かの菌が原因である事は明白であり、世界中の専門家の目を騙し逃れて、広く慢延しているこの菌は一体何者なのか、考えると、この治療に依り消えた異常や病気は、総て現在の医学では原因も治療法も不明な難病と言えるものである。


当該企業との出会い 昭和49年

 長期航海を終えた私は、この酵素剤(プロテアーゼ腸溶剤)を探したが見つからず、調査の結果、この酵素剤は認可を得ていない闇の薬であった事が判明した。そこで1974年(昭和49年)にこの酵素剤を製造している明治製菓(以下明菓とする)に対して当該酵素剤とサイクロセリンの併用で上記の結果の出た事実を告げて、酵素剤の正式製造と原因菌の究明をお願いした。これがこの戦いの始まりであった。


明治製菓の当初の対応

 その後何年もの間、明菓に対して酵素剤を出すように催促をしても暖簾に腕押しの状態が続く中で、この件が地元新聞で報道された(昭和59年8月)。それにより、多くの患者さんから私に対して薬の入手方法についての問い合わせがあった。 然し現実には薬が存在(販売)していない事から、問い合わせを頂いた人々に直接明菓に対して薬を出してくれる様に要請をして欲しい旨を伝えた。それにより多くの人から要請があったのであろう、やがて明菓の学術部長から「会社は薬を出す事になった。ついては事前の打ち合わせをしたい」との申し入れがあって、私はそれに応じた。その時に学術部長が言うに、「尿路感染症の原因菌は溶血性連鎖球菌(以下、溶連菌)であった事、そして試験管の中で溶連菌とサイクロセリンと酵素の三者を合わせても溶連菌には何の変化も見られないが、生体内では確実に殺菌する」従って動物等を含む生体実験に依るしか菌の変化の確認は不可能である等々の説明を受けた。
 この原因菌の探索の成功には重大な意味を含んでいる。それは私が指摘した薬剤の使用が無ければ、この探索は絶対に不可能である事だ。最後に「治験を行うので、それについては、あなたの知り合いの医師の元でやりたいので紹介をして欲しい」との事だった。

 そこで、学術部長とは使う薬を確認して、知り合いの医師に相談した処、明菓の要請であるならばやると決まり、80数名の患者に対して治験が行われた。その時、私には一抹の不安があり治験が始まる頃を見計らって、治験の医師にどんな薬が使われているかを尋ねた。すると、予想をしていた通り明菓のサイクロセリンと普通のカプセルに入ったプロクターゼで治験を始めたとの事であった。

 そこで「先生には申し訳がないが、その薬では絶対に求める結果は出ない」事を伝えた。何故なら私が使って結果を出したのは 住友製薬のサイクロセリンであって、住友と異なる明菓のサイクロセリンは溶連菌には全く効力が無い事を明菓の学術部長には重々伝えてあった事であるし、加えて言えば、溶連菌を突き止めた時点で技師たちの試用薬品は私が指摘した薬以外にはなく、その時すでに住友のサイクロセリンでなければ決して結果は出ない事を承知していなければ、対象菌が溶連菌であると言う結果は得られていない。そしてプロテアーゼも耐酸性とは言え、腸溶コーティングを施さねば全く効果は無い事も、当然、承知の上での行為である。では何故に耐酸性プロテアーゼを腸溶加工したか、自社で開発した酵素ゆえに、この酵素の一部の成分が酸により変化する事を知った上で、腸溶加工を施して試薬として流したのであろう。

**ここで補足説明すると、W.H.O.も当然厚生省も、総てのサイクロセリンは構造式が簡単故に同一物質であるとの見解をとっているが、事、溶連菌に対してのスペクトルは明らかに違う。明菓のサイクロセリンは抗生物質であり、住友のサイクロセリンは化学合成剤である。この違いが効果の違いとなって現れてくるものと私は思う。**

 その事を百の承知の上で治験にこんな薬を出して来た明菓の本心は、解り切った治療の結果よりもサイクロセリン特有の強い副作用が私の指摘したように、酵素剤との併用で本当に防ぐ事が可能なのかを確認する事にあったのだろう。だが当然の事として副作用は現れなかった。



御願い:治験をして頂き、突然に行方不明になった千葉市本千葉町で藤田クリニックを開業されていた藤田 秀雄先生の消息をご存知の方は,掲示板に書き込みお知らせ下さいますよう御願い申し上げます。


明治製菓の対応の変化

 それにしても製薬会社の倫理として、治療結果を求めない人体実験は絶対にやってはならない事である。まして治験の名をかりて人を欺く行為は断じて許されるものではない。
当然、私は強く抗議をした。その結果、学術部長は退職の止む無きに至った。また、その直後に私と明菓との連絡窓口を学術部から総務部に変更すると伝えて来た。連絡窓口が総務に変わった直後に私の処へ、その筋の者を入れて来た。あの有名でキレイな印象の会社が、こんな事をするのかと驚いたが、介入した彼等は特有の手段で圧力を掛けて来た、そして最後に予想をしていた通り金で手を引けと追い込んで来たが、私は断った。

 当然に明菓は、その筋からそれなりの落とし前を取られたのであろう、間も無く総務部長の首は飛んだ。 あの良いイメージの会社でも裏では、こんな事を平気でやる事への私の抗議に対して、当時の明菓取締役が「企業とはそんなものだ」とうそぶく態度に一流企業の裏側の顔をしっかりと見せて貰った気がする。
更に代わった総務部長は何をしたか!住友のサイクロセリンの製造を止めさせて、明菓のサイクロセリンの原末を住友に渡して、住友は京都薬品で加工させて住友のサイクロセリンとして販売させていた。然し1997年3月には住友はサイクロセリンの製造販売を停止した。此れにより溶連菌の最適治療薬がこの世から抹殺されたのである。

 「サイクロセリンは国際的に強い副作用の為にその使用は結核にのみに限定されていて長い間流通していた薬だが、殆んど一般に使われる事がなく、従って耐性の面においても有利であり、溶連菌の治療には最も有効であって酵素剤の併用で副作用も無くなり安全な治療が可能です、耐性菌を造らない為にも適切に投与すれば最適な薬である事を強調して伝えたい。」また、総務部長との雑談の中で何等かの参考になればとの想いで、次の二点について話した時、彼はメモを取りながら話しを聞いていた。

(1)サイクロセリンの外に溶連菌に対して強い殺菌力を持つ抗生物質アイロゾンを塩野義製薬が持っている事。

(2)同じく塩野義の胃薬コランチルは副交感神経に作用して、胃を正常化させる薬(抗コリン剤)だが、本来は白内障や前立腺肥大症等を悪化させる副作用があるのを、神経ブロック成分と思える物質を添加して副作用を消し、安全に永い間、多量に使われて来た薬であるが、何故か高血圧症、糖尿病、前立腺肥大症を、治療薬を必要としないほど完全に押さえ込む不思議な薬である事。

 その結果、話の内容は総て塩野義に伝わりアイロゾンは名称こそ変わらないが、構造式を変えられて以前の効力を全く無くした別薬の様に変わってしまい現在は製造も停止されている。そしてコランチルも徐々に変化させて、ついに裏業の薬効(高血圧症、糖尿病、前立腺肥大症を押さえ込む効果)は完全に消されて仕舞っている。
結局私が見つけ出し、且つ、明菓がその効用を認めたプロテアーゼは隠されたままであるのと、住友のサイクロセリンは姿を消し、塩野義の抗生物質も化けたまま姿を消して結局、私が知り得た治療対象薬の総てが、隠蔽されているのが現状です。こんな悪魔的行為は製薬会社の使命においても、絶対にやってはならない事でなかろうか。

注:明菓からプロテアーゼとパンクレアチン合剤が消炎酵素剤として長期に亘り正式に出ていたが、平成10年2月28日をもって製造販売が停止された。この意味は溶連菌治療のネックであるプロテアーゼが抹殺されて、薬lとしての隠蔽が完全に終了したことになる。


倫理、人間性を逸脱した非道な薬の取り扱われ方

 優秀な技術を捨てて迄も薬業の循環利益を優先させる談合行為は一般人の常識や倫理では想像も付かない恐ろしい事態です。

 この文章を見て納得がいかない方が多いと思う。 どの業種の企業も良い物を発見し又は開発した場合、速やかに商品として出回るのが常識であるが、全部とは言わないまでも製薬会社は決してそんなものではない。常に病気と治療との経営バランスの上での運営思考であり、この学術技能集団は、他人を侮蔑した傲慢さが、この非人間的行為を増副させているのではなかろうか。

 それにしても社外の素人が発見したとは言え、その事実を小手先の小細工や卑劣で姑息な手段を用い、一方では大きな尻尾を出しているのを知ってか知らずか、人を愚弄して薬の隠蔽を図っても、時代を無視しては隠し遂せるものではないし、事実をどの様に曲げようとも曲がるものではない。

 この治療に用いる薬は医療の根本を変える程の薬です。これが出て来ないのは何故か、かく言う私も、なんで、どうして、と永い間理解が出来ない事に悩んでいる時、友人の歯科医が「この薬は日本では絶対に出て来る薬ではない、何故なら一般に虫歯菌と呼ばれている菌は、グラム陰性桿菌に属する菌だが、この菌を殺す薬を或る会社が開発したが、この薬を出す事に依って、歯科医療に大きな影響を与える為に隠されている。これは歯科医の中では常識になっている。」と言うのである。

 この話しを聞いて、初めて納得をした。患者はどうでもいい、医に関わる者が良ければ、それで良いと言う事だ。この薬が関わる病気、即ち慢性病の多くが消滅すれば以後客が無くなると言う、極めて明快な答えがそこには出て来る。これが談合を呼ぶ根本の構造である。
(引用終わり)

 私には本当か嘘か分かりませんが・・・懐かしかったので掲載。

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